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 深い不快

営業の一人があまりにもしつこく遊びに行こうと言うので、仕方なく行ってきました。ていうか大人しく室内の片隅で妄想させて下さい外出るの面倒なんで本気。

そして行ってきました、わんわん動●園

詳しくは書けませんが。
自分にとって、とても不快な場所でした。
泣くかと思った正直。

ペット用品コーナーだけかな、楽しかったの・・・。犬にお土産を買ったのが一番の収穫ですよ、と。噛む力が強い子用のオモチャを買えたのは良い収穫でした。
・・・そして一時間もたずに破壊しかける犬と全力で格闘する葎。




そういえば、飲み屋のマスターから面白いチョコを貰いました。

唐辛子チョコ。
甘い後にピリ辛がクるらしい。

・・・我死で誰か犠牲者試してくれるメンバー居ないかしら。


逆秋書き殴ってみる。



夏の快晴。とある日の午後。
アパチャイはジャンケンで夕方までの修行時間を勝ち取り、しぐれはアパチャイに付き添っている。兼一は言わずもがな、そんな二人の師匠達から逃げられる筈もなく三途の川を何度も渡りかけているだろう。美羽は家事やら家計簿をつけていて、剣星は如何わしい本を片手にふらりと姿を消している。
となると、買出しに行くのは大抵この二人である。

「今日もアッチィなぁ・・・毎年気温上がってるよな、絶対。」
「ははは。自然に文句を言っても仕方が無いが、温暖化は勘弁して欲しいものだね。」
逆鬼と秋雨は鉄板ほどに熱くなっているのではと疑いたくなるコンクリートの上を歩いていた。夕方ならば気温も少しは落ち着いているのだろうが、如何せん弟子の修行の時間が決められている。夕方からは逆鬼と秋雨が教える時間なので、アパチャイとしぐれに買い物を頼んでも碌な事にならない結果は目に浮かぶ。
容赦無い太陽の洗礼が降り注ぎ、辺りの地面には陽炎すら出来る始末である。そういえば、朝つけていたテレビでは今年一番の猛暑になる、と予報士が伝えていた気がする。そんな予報が出されている午後の、太陽が真上にある時間に買出しに出るのは、出来れば遠慮したい。

「で?何買うんだ今日は。」
「・・・。」
逆鬼はさっさと終わらせようとばかりに、髪をかき上げながら隣を歩く秋雨に尋ねる。しかし、数秒待っても反応が返ってこない。
「おい?」
自分の声が聞こえない距離ではないだろうと、顔を覗き込む。
「え、今何か言ったかい?」
「・・・・。」
「すまんね、少しぼうっとしていたみたいだ。」
顔を上げた秋雨は小さく苦笑してみせた。
「別にいいけどよ・・・。何を買うんだって聞いただけだし。」
「それなら美羽がメモを・・・うん、今日は多くないよ。」
小さく折り畳まれたメモを広げ、高校生にしては美しい字を目で追って確認する秋雨。逆鬼も横から顔を出し、品目と寄るべき店をチェックする。
流石に大人6人と高校生2人の道場だけあって、その数は半端ではない。女性が2人居る事を考慮しても、尋常ではない量である。
「よし。なら少しは時間に余裕があるよな?」
普段なら寄る店数が10を軽く超えるのだが、メモに書かれた量だと半分くらいで良さそうだ。確認をとってくる逆鬼に首を傾げながら、秋雨は
「まぁ、少しくらいなら。」
と返事をする。
同時に行きたい店でもあるのか尋ねるのを忘れない。
買出しに行く場所は大体決まっていて、道場から30分程歩く商店街が主である。バス代節約の為に大抵は歩くのだが、私用・・・それも、ほんのちょっとした用だけで出てくるのは面倒な距離だ。ついでに他の店に用があるなら済ませてしまったほうが良いだろうと秋雨は言うのだ。

「店じゃなくて・・・ほら。ここの角曲がると、でっかい公園あるだろ?喉渇いちまってよ。少し休憩しねぇ?」
その一言で秋雨は全て分かってしまって一瞬身を固くした。
きっと先程、自分の反応が遅かった時に体調が良くないのがバレてしまったのだろう。本当こういう事は鋭い男であると苦笑した。ここで変に断ってしまえば「俺が飲みたいだけだ!」とか何とか言いながら、結局自分を引っ張っていくのだろう。素直に甘えてしまったほうが賢明である。

一方逆鬼は、自分が上手く且つ自然に休憩を切り出せたか冷や冷やしていた。ぼうっとしていた理由と歩みがいつもより少しだけ遅い理由。それに加えてこの暑さを考えると、結論は一つ。逆鬼ですら参っている程の暑さなのだから、流石の秋雨も何とも思わないはずがない。
別に女のように守ってやりたいとかは全然思っていない。自分と互角以上に戦える人間だと、思う。
「(でもな・・・そういう強さじゃなく、もっと精神的な部分で。)」
己の発した言葉により一瞬身を固くした秋雨を見下ろしながら、思う。
「(頼りに、してほしい。)」
それはあまりに純粋で自己中心的な"願い"だった。

「君は・・・優しいね。」
いつも通りに戻った秋雨は顔を上げ、ふと柔らかく笑う。

その笑みが
頬に張り付いた黒髪が
そして真っ直ぐに逆鬼を見上げる琥珀の瞳が。
「(きれいだ。)」
普段とは違う、たまに見せる他者を思いやる透明な笑み。

逆鬼の心臓がひとつ、鳴った。

「さて、じゃあ行こうか。木陰くらいならあるだろう。自販機にビールが売っていると良いのだが。」
思わず動きを止めてしまった逆鬼の脇を通り抜け、スタスタと公園へ歩き出す秋雨。空気の流れに気付いた逆鬼は慌てて追いついた。
「ちょっと待てって。だぁーっ本当アチィな今日は!」
そして二人、並んで歩き出す。
「(いいもん見れた。)」
茹だる様な暑さの中、逆鬼は少しだけこの暑さに感謝した。



 ~ オマケ ~ 
夕飯時。
『本日の午後、中心街では40度近い猛暑となり、熱中症にかかり病院に運ばれる人が・・・』
美羽「40度!お二人とも、暑い中買出し有難うございましたですわ。」
兼一「ゲッ!師匠達あの暑さの中、あ~んな量を持って帰ってきたんですか!?」
秋雨「まぁ、そうだね。」
美羽「熱中症になりませんでしたか?」
逆鬼「ちゃ~んと水分補給してたからな。な?秋雨。」
秋雨「・・・まぁ、そうだね・・・。」



リハビリにしては長すぎた・・・
しかも何かダラダラしてる。前半特に。
まだまだ、キャラ掴めてない感がするなぁ。(そりゃコミック流し見しただけじゃな・・・)
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人間(仮)
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自己紹介:
・マイペース
・人間に対して沸点低い
・テンションの差が激しい

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